雨のち晴れ

子育て・考えたことやたわいのない日常を綴った日記です

ママ友会話のタブーは年齢とともに気にしなくなってきた。

ママ友の会合で、起業しているママをすごいよね、という話をしていたら、自ら専業主婦を選択しておきながら、起業する意味が全然分からないというママ友かいて、場が凍りついたという記事を読んだ。

 ママ友との会合でいきなり空気が凍った瞬間の話 - 3人子育て母ちゃんの備忘録

確かに。そりゃヒンシュクものだろうと思った。そう思う反面、この爆弾発言ママ、面白いな、とも思っている。

きっと爆弾ママには何か根深い不満があり、言わずにはいられなかったのだろうと想像した。子育ても仕事も上手くなんてズルイ、とか?…それは私には計り知れない事なのだけど。

 

爆弾ママはさておき、価値観が分かれる話~仕事や子育てや教育方針~については、自分の常識が他人の非常識という事があるから以外と難しい。以前、ペロッと言ってしまって、あら?お呼びでない?なんて墓穴を掘った事がある。

それでも、様子をみながら、敢えて自分の考えを言ってみる価値はある。

もし、似たような価値観のママだったら、ただのママ友から、「共に子供の成長を見守る仲間」とか「子供に手がかからなくなってもずっとつきあえる親友」に発展するかもしれない。

共感は得られないかもしれないけど、私はこう考えちゃうんだよね、というのがなければ、その先の一歩に進めない。

 

つまるところ、ママ友との付き合いは、そういう会話の積み重ねではないかと思う。それがなければ、似たような価値観のママに出会う事もないし、おしゃべりで盛り上る事もない。

たとえ、考え方は違ったとしても『その点では私達、違うのよね。』と程良い距離感を持って付き合えばよいのだ。

 

もちろん、ママ友との何気ない会話や、クラス懇談会などで、モヤモヤして終わる事もたくさんある。わざわざ、考え方が違うと分かっている相手に自論をぶちまければよいという事ではない。

特に子育てに関しては考え方もお金のかけ方も違う。遊びに関してはもっと。ゲームやカードにしても家庭により扱い方がが違う。

私にしてみれば、どうしてそれ許すかな?と思う事が多いけれども、わざわざ考え方の違いを否定したり非難したりする必要はないと思っている。

 

ママ友会話のタブーはあんな事、こんな事というのは全くその通りなのだけど、付き合いも長くなってきた最近では、あまり気にしないで喋っている。

そもそも、私、それ程人間出来てないんです。たまには人の噂話も言わせてよ、という時がある。ちょっと聞いてよ、と人の悪口を言いたくなる時もある。女のおしゃべりってそんなものだ。

嫌われないように、浮かないように、空気を読まなくちゃ。そんな事ばかり気にしていたら何も喋れないし、楽しくない。気取らずにつきあえる方がよい。

 

 

…と、ここまで読み返して気付くのは、結局何が言いたいのかわからないという事。

つまり、価値観の違いを頭から否定するのはマズイけど、自分の意見を言っていかないとママ友との交流は深められないし、少しぶっちゃけないと楽しくないのではないかと言いたいのでした。

そして改めて気がついたのは、私が立派なオバサンであるという事実。年々、図々しくなるのはなんとなく自覚している。

けれど、こんな私も昔は可愛かった。過ぎてみると、何をクヨクヨ考えていたんだろうと思うのだ。