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雨のち晴れ

40代主婦の考え事・いろいろ

クリスマス伝説

長男が5歳の時、サンタさんにもらったディケイドドライバーを腰に装置した時の様子が忘れられない。

変身ポーズを試みたにもかかわらず、仮面ライダー·ディケイドになど変身出来ない事が分かった、あの瞬間…

忠実に変身ポーズを試み鏡で確認、また忠実に忠実に、変身ポーズを決めて鏡で確認。

…そうきたか。私は全てを告白し、ラクになりたい衝動に駆られた。

これは、インチキおもちゃなのだよ。人類の最先端科学技術をもってしても本物の仮面ライダーになることは出来ないのだよ~。…もっと言えば、仮面ライダーもサンタさんもお話の中だけで、本当はいないのだよぉ~。

 でもそこは子供。その柔軟性に感服する。長男は小一時間で現実を受け入れ、仮面ライダーになった気分で遊び始めたのだった。ごっこでいいのだ。むしろごっこがよいのだ。

  でも、あの時、長男は何となくこの世にあふれるウソみたいなものを理解したのかもしれない。仮面ライダーショーに行っても熱狂しなかったし、なまはげにもビビらなかった。もう、かなり前に

「サンタさんて、ホントはママなんでしょ?」

と言うので、私はわざとらしくも感慨深げに言ったのだった。

「そおかぁ、大きくなったのねえ…ママもそうだったよ。大きくなって、本当はサンタはいないんじゃないかって思うようになったら、自然とプレゼントが来なくなった。信じなくなったらサンタさんは来なくなるものなんだって。大きくなったのねえ。」

だって、うちにはまだサンタさんを信じる純粋な心を持った弟達がいるのだ。バラされるわけにはいかない。

「信じてるよ!僕、信じてるよ!」

大人になりきれない長男は、今年もサンタさんを信じているフリをしている。プレゼントが貰えるならばママだろうがUMAだろうが信じます!というわけだ。

一方、未確認生物好きな次男は5年生にもなるのに、サンタを信じている。信じたいのかもしれない。この前、普段見たこともないような硬質選手なみの字で書かれたサンタさんへのお手紙を発見した。ご丁寧にも、寒い中大変だけど配達頑張って下さい、とサンタさんの労をねぎらっている。

三男もまだサンタさんを信じている。カラフルなイラスト付きのお手紙にお菓子がほしいとあった。お菓子?ホントにそんなんでいいのか?!

 

とかなんとか言いながらも、今年は家族に知られたくないものをこっそり受け取れるという事で、コンビニ受け取りでプレゼントを注文した。全く便利な世の中になったものだ。

さてと、明日の通信簿が楽しみだ。

うちの小学校では、二学期の通信簿が散々だった子供は、サンタさんからのクリスマスプレゼントがカスイものになるという都市伝説がある。

地元Aママのお兄ちゃんがゲームボーイをお願いしていたのに百人一首だったとか、今、高校生になっているH君の兄ちゃんのプレゼントがドリルだったという伝説が今も極一部の子供達に語り継がれている。

 

どうなることやら…